茹でません!
Cuocere il riso.
アペリティーボへ出かけた時、友人のお兄さんと会った。
彼は私が日本人と知るや、なんやかんやと質問攻め。
弁護士という職業病だろうか。
内容は主に食について。
日本食が好きで、来週末に『寿司パーティ』を主催するのだそうだ。
「そこで質問なんだけど・・・」
続けて彼はこう言った。
「米は『茹でる』の?」
え?いや、茹でないで!!!!炊いてッ!
考えてみると『炊く』というイタリア語はあっただろうか。
辞書を引いたが、独自の単語はなし。
米には『cuocere 調理する』を用いるようだ。
米の1.1倍という絶妙な水加減で、
はじめチョロチョロ、中パッパをうまく説明できたかは自身ないが、
少なくとも、もし私と会わなかったら、
きっと米をパスタのように茹でたに違いない。
そしてそう、サラサラのイタリア米で・・・・