イタリアに恋する方法 ◎イタリアの友人語録◎

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スミマセンだろ!

Non é colpa mia.

堤真一が「リッター30キロで・・・」ちゅって
ソバ屋のおじさんが大惨事の中へたりこみ、
「そ、そんな話より、まずは『スミマセン』だろ!チッ…」
って怒るCM(ダイハツe:s)。

あれ観るとね、毎回思い出すイタリア人。。。。
基本、謝らないよね。イタリア人。

リアルにそう思った事件をご紹介。
あれは私がまだカタコトのイタリア語だった頃。
『午後2時にフユミの家に行くよ』と言った友人がいた。

2時。もちろん来ない。
   ↓
2時半。当然来ない。
   ↓
3時。来ないなぁ。。。
   ↓
4時。どうしたんだろう。。。
   ↓
5時。多分私が聞き間違えたんだ。。。
   ↓
と疲れ果てた頃、6時「ビィーーー!」とベルが鳴った。
ドアを開けると真面目な顔で立つ友人。開口一番こう言った。


「僕のせいじゃないんだ」


そう言い放つと、勝手にツカツカとリビングに進み、
白亜のテーブルの上に汚れたオイルまみれのパーツらしきものを並べ始めた。
「ウダウダウダウダ・・・・・・」
なんでも?スクーターでここへ向かっていたら?エンストを起こして?
自分では修理ができずエンジニアを呼んだけど?
『彼ら』がなかなか来なくて?工場へ着いたら?パーツがなくて?
『誰か』が持ってくるのを待って?修理してもらって?やっと来た。
ちゅうことらしい。

でもね、理由とやかくはさておき、友人を【4時間も待たせたわけ。
私は思ったね。

「そ、そんな話より、まずは『スミマセン』だろ!」チッ...